どうも!ジェントルラビットです。
今回は
【2022年最新!受験者必見☆世界一わかりやすいFATFの概要について】
ということで連載でお送りしていきたいと思います。
この記事を見ている方の多くは aml/cft スタンダードコースやマネロンについての試験について学んでいる方が多くいらっしゃると思います。
今回のパートでは
FATFとはなにか?
という内容でお送りします。
マネロンの試験では【FATF】という言葉が多く出てきます。
そもそもこの
どういう理由で設立をされたのか
この【FATF】って何の略なの?
って思われる方も多いのではないでしょうか。
そういったところを非常にわかりやすく
また試験に向けて覚えやすく解説をしていこうと思います。
目次
【FATF】ってなに??
そもそもこの【FATF】は何なのかというところですね
これは
Action
Task
Force
の略で日本語に直訳すると
【金融活動作業部会】という非常に堅苦しいネーミングになっています。
この頭文字を取って
ファイナンシャル・アクション・タスク・フォース
【FATF】というふうに訳して一般的には言われています。
【FATF】って何する組織??
じゃあこの【FATF】そもそも何をする組織なのかといいますと、
いろんなことをやるんですけども大きく分けて2つ
・テロ資金供与対策
この二点を中心に活動をしている組織になっています。
これを英語に訳すと
・Countering the Financing of Terrorism
それらの頭文字を取って、
マネーロンダリング対策というのはAML
テロ資金供与対策というのはCFT
というふうに訳すことができます。
つまり【FATF】というのは、
世界におけるAMLとCFTの根幹を担う組織
になっています。
【FATF】にはどこが加入しているの??
ではこの【FATF】という組織、
現時点でどれぐらいの国や地域が加盟しているのか
ご存知ですか?
最新の試験によく出題する情報で言うと、
2つの国際機関と37の国と地域
が加盟をしています。
覚え方は非常に単純で、「2022年2月末現在」に②が並んでいるので、2つの国際機関
そしてこの国と地域は37はみんなでなろう【FATF】と覚えていただくとわかりやすいかなと思います。
ちなみに、具体的にはどういう国々が加盟しているのというところはアルゼンチン、オーストラリアなどの37か国。
また欧州委員会【EC】と湾岸協力理事会【GCC】
これらの2つの国際機関が加盟をしています。
【FATF】はいつ、どれくらいの頻度で行われているの?
【FATF】はどれぐらいの頻度で行われているのかと言いますと、
年に3回、2月6月10月に実施されます。
4カ月おきに開催と非常に覚えにくいですが、小さいお子さんがいる方ならわかりやすく覚えるために『児童手当といっしょ』と覚えていきましょう。
(地域によってもしかしたら違う所あるかもしれません)
日本からは【FATF】は誰が参加するの?
【FATF】の全体会合には誰が参加するのか。
日本からはこの『ゴレンジャー』が出ます。
・金融庁
・外務省
・財務省
・法務省
2つの庁と3つの省ですね
日本ではこれら5つの機関が【FATF】会合に参加します。
たまにひっかけ問題で【内閣府】とかが入ったりしますが、覚え方としては
2つの庁と3つの省
というふうに覚えていただくとわかりやすいかなと思います。
【FATF】と似た組織は??
また試験では「【FATF】と類似する国際組織は何か」という問題がよく出てきます。
これの正解としてはAPG(Asia/Pacific Group on Money Laundering)
というアジア太平洋地域の【FATF未加入国】に対して、マネロン対策を促進するために設立された国際協力の枠組みになります。
最後に
次回は【FATF】の年表について見ていこうと思います。
また、今回の解説はYouTubeにも挙げていますので、ぜひご覧ください。
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